電車の中、大声で泣きわめいている幼い子どもがいました。
両親も必死であやしてるのですが、
まったく泣き止みそうにない。

そもそも、なんで泣いてるのか、両親も分からない様子。

そんなとき、
見知らぬおじいさんが近づいて、
笑顔で、すっと、アメを差し出しました。

その途端、子どもは、ぴたりと泣き止みました。


涙の味と混ざり合ったアメの味、
おじいさんの笑顔、

きっとあの子が大人になった頃、ふと思い出すことがあるんだろうな。 

その些細な想い出が、時折、ほんの少しだけ作用して、
長い目で見れば、とても大きなベクトルの変化に繋がったりすることがあるかもしれません。