「高校時代に何をしておくべきか」

今年も母校の高校生が会社に校外研修にやってくる日がやってきました。
今回で4年目。なんとなく年中行事みたいになってきました。

模擬企画会議をやったり、実際に進行中の単行本の表紙案を出してもらったり、結構本気で「編集者の仕事」を体験してもらってます。

そして、質問コーナーで毎年必ず訊かれるのが上の質問です。

僕の答えはいつも決まってます。

「偏差値の高い大学を目指す」

「今どき、東大を出たからって順風満帆な人生が待ってるわけじゃない。
受験勉強なんかより大事なことがある」
なんて言うのは、実は簡単です。

でも、大多数の「普通の高校生」が、「高校時代にできること」なんざたかがしれてます。

一回会っただけの大人に言われて、今まで全然やってこなかったことに取り組めるほど高い向上心とモチベーションを持ってる高校生なら、とっくにやってますって。

「恋をしろ」だの「友だちを大事にしろ」だのは、「しておくべきこと」ではないでしょう。

大多数の「普通の高校生」にとって、現実的で、かつ、収穫(リターン)の大きいことは、
(少なくとも、現行の教育システムにおいては)
間違いなく「偏差値の高い大学を目指す」なんですよ。

受験勉強で詰め込んだ内容は、その後、ほとんど役に立たない不幸な教育システムのもとに置かれている。
だけど、それを放棄して取り組んだことが、受験勉強よりも大きな成果を生み出せる高校生はめったにいない。
だから、消去法として、「高校時代に何をしておくべきか」の最善の選択は「偏差値の高い大学を目指す」。


今日もそんなことを笑顔で、さらりと伝えてきます。