<読書メモ>

『組織を脅かすあやしい「常識」』
著者:
清水勝彦
慶応義塾大学大学院・経営管理研究科教授

講談社+α新書
2011年6月発行
http://amzn.to/yvi4gA

【 抜き出しメモ 】

p.84
上の仕事は守ることです。
それを壊すのは下の仕事です。
上が分かってくれないと嘆くのは、組織の仕組み、社会の仕組みがわかっていないことを白状するようなもの。

ちなみに、新しいアイデアを出す下の人間は、「上の人にわかる」ようにアイデアを説明できなくてはなりません。

p.100
「経営者は頭が固い」「昔の栄光にしがみついている」と愚痴をこぼす前に、そうした「抵抗」のテストになぜ自分がパスできないかを考えてみるべきでしょう。
社内のテストをパスできないようであれば、実際の市場で、想定外の問題が次々発生する新規の試みを無事育て上げることは、おそらく無理でしょう。

【 感想とか 】

・タイトルと装丁が残念。
正直、全然期待せずに読み始めた。
内容はすばらしいだけに勿体ない。

・”よく言われがちな組織の常識”の図解と、”本当の組織の問題点”の図解の違いが各テーマごとに明示されていて、非常にわかりやすい。
だが、どちらが「あやしい常識」なのか、どちらが「本当のところ」なのか、ひと目で分からない。

・装丁・タイトル・図解、どれも、この本の内容を確実に減退させてます。
同業者だからこそ、はっきり言わせてもらうと、、、編集者が悪い!