2012年のウェブ周りの話題を見てると、【オープンエデュケーション】が、いよいよ現実的なものになりつつある印象を受けますね。

なのに、そうした動きについての記述を眺めてると、切なーくなります。

たいていが「既存の古臭い学習観」をベースに語ってるとしか思えないからです。

そうじゃあないでしょう。

「わざわざ学校に行く必要がなくなる」とか、そういうことじゃない。

「学ぶ」ということ、その概念自体を根底から大きく変容させていくからこそ、オープンエデュケーションは素晴らしいのではないですか。

「教える・教わる」の分断こそが、これまでの教育の限界だったわけで、そこを突き破る可能性がおおいにある。
(「誰でもウェブで授業を提供できる」とか、そういうレベルでなく)

そのあたりをもっと追求した分析を読みたいなあと思うわけです。