たいして期待せずに読み始めたのですが、素晴らしい記事に出会いました!

自分用のメモとして、気になるところを抜き出してますが、是非、元の文章を読んでみてください。
出版界の人は必読かと思います。

■ 「まとめサイト」が電子書籍に起こす革命
(日経ビジネスオンライン)
http://nkbp.jp/xU32lO

気になるところ抜き出し


・家電メーカーの中で危機感を持つ人たちは、製造メーカーの限界を感じていた。
作りっぱなしではなく、販売後も定期的に収益があげられるような仕組みを模索しはじめていた。

・家電メーカーの中に、…家電におけるコンテンツビジネスの可能性を探る共同組織が生まれたりもした。

・しかし、実際に、それを実現出来たのは、スティーブ・ジョブズだけであった。
それは、彼が、本来、コンテンツの側の人間だったからだろう。

・家電を売るためにコンテンツを集めるのと、コンテンツを楽しむためにマシーンを開発してきた人間の違いである。


・「これから中国が急成長する。もし今の中国が高度成長を果たして現在の日本並の生活水準になって、日本並の義務教育が行われ、紙の教科書を配布すると世界の樹木の半分がなくなるんです」

・日本の学校の先生は忙しすぎる。授業以外にも、さまざまな雑務があり、最近は、非常時の連絡用に携帯電話の番号を父兄に教えていて、年中、子どもの相談を電話やメールでしてくるケースも多いと聞いた。

・「FAXの普及で現場の先生に余計な作業負担が増えてしまったトラウマがあって、学校のIT化が進まなかったのではないか」

・例えば、マガジンハウスが保健体育の教科書を作ったら面白いものが出来ると思うのだが、一般の出版社には検定を通過するノウハウがない。特定の教科書専業に近い出版社が業界を作っているのである。


・既存の本を移し替えるだけの電子書籍とは別の、新しいコンテンツ・ボックスとしての電子書籍が登場してくるという予感がある。

・インターネットの潮流は社会に根源的な価値の変更を果たしたが、
一番大きなポイントは、インターネットのコンテンツの「発信者負担」という問題

・既存のメディアの世界で原稿料で生活出来ている人は、無理してインターネットに来る必要がない。
既存のメディアの論理で、インターネット上でコンテンツビジネスを展開しようとした人たちの多くは、失敗している。
インターネットという参加型メディアの意味と可能性を理解しなかったから


・まとめサイト上においては、著者に原稿料が支払われない代わりに、まとめた人に作業費が支払われる構造になっている。
この点が、とても大事なポイントになると思う。

・インターネットのまとめをやっている人は、編集者ということになり、時代は新しい編集者を育てつつあると言える。

・既存の出版編集者が、その中から話題のブロガーや話題のまとめネタを出版するのではなく、まとめサイト編集人の中から、より新しい編集技術と感覚で高度のまとめをする編集者が登場してくる予感がする。
それはもしかしたら、音楽や映像を駆使したものになるのかも知れない。
そうした編集成果の受け皿として、電子書籍は最適ではないだろうか。

・インターネットの世界においては、著者は積極的に対価を望まずに自発的に書いている。
それはマーケットも編集者の束縛もなく自由に表現出来ることに意味と価値がある。
そうした、新しい「表現の野」こそが、新しい文化の土壌である。それをまとめる編集作業費が電子書籍のコストとなるだろう。

著者と編集者のパワーシフトこそが、インターネットにおけるコンテンツ革命の一番大事な点である。

・著者に原稿料を払うとしても、それは、編集者主導で支払われるものになってくるだろう。
これまでの「著作権」という権利の概念の構造は変質するだろう。

・インターネットの外の出版社が電子書籍を担うのではなく、インターネットの中から新しい発想の電子書籍を発行する出版社が登場してくるだろう。


抜き出しているうちに膨大になってしまいました。

「引用」の範囲を超えてたらすみません。
繰り返しになりますが、是非、元の文章を読んでみてください。
http://nkbp.jp/w8cUxG

「著者と編集者のパワーシフトこそが、インターネットにおけるコンテンツ革命の一番大事な点」

たしかにそうかもしれません。
いやー、いいものに出会えて嬉しい!