小学館ビル大落書き大会

僕が今、プロデュースしているマンガサイトが、まさに今、立ち上げ直前の追いこみに入っています。
そのサイトの打合せから始まったことが、予想をはるかに超える大きなことになりました!
嬉しかったと共に、戸惑いもありました。

藤子不二雄A先生、ゆうきまさみ先生、浦沢直樹先生などそうそうたる人気漫画家が集結した「小学館ビル落書き大会」は、朝日新聞、NHKニュース他、様々なメディアで取り上げられ、大いに話題となりました。

そもそもは、上記サイトの打ち合わせの最中、ライターさんが発した一言に、僕が「それは面白い! やっちゃいましょう!」と食付き、すぐに社長室の人に提案してみたのが事の始まりです。
(ちなみに、その「提案」は、トイレで横並びになりながら「こんな面白そうなこと企ててるんですけど、できますかねー」でした)

そんな初期衝動から始まったことが、あれよあれよという間に、やたら大きいことになって驚きました。
もちろん、「実現したら確実に話題になるだろうな」とは思ってはいましたが、まさか、あそこまでの大事になるとは……完全に想定外でした。


嬉しい反面、正直言えば、面倒も少なくなかったのも事実です。
「歴史ある会社だからできること」の素晴らしさと、「だからこそできないこと」の問題点と、両方を痛感する出来事でした。
それは、同時に「出版社の可能性と、限界」をまざまざと感じる経験でもありました。

本当に、休む前にいい経験ができましたよ!



冒頭で「僕が今、プロデュースしているマンガサイトが、まさに今、立ち上げ直前の追いこみに」と書きましたが、実は、本来とっくにオープンしているはずだったのです。
それが、落書き大会があまりに盛り上がったことで、サイトのコンセプトから何まで二転三転。
いろいろバッタバッタとありながら、ようやく「もうすぐオープン」と言える状態になったわけです。

そつなく引き継ぎ終えて、安らかに休暇に入ろうと思ってた時に、この怒涛の展開。
相変わらず引きが強い自分に苦笑しつつも、割と楽しんでいます。