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<世間ではビッグデータという言葉が、一人歩きしている節があります。

そもそもスモールデータの分析すらできていないのに、
ビッグデータの分析はできません。

スモールデータで発想を固めて、それをビッグデータに
活用していくから上手くいくのであって、最初から闇雲に
ビッグデータをかき回しても、何も生まれません。>


『大前研一ニュースの視点』KON481【ルネサスエレクトロニクス・シャープ・ソニー~ビッグデータ分析事業の課題を考える】より


これはソニーについて書かれたものですが、おそらく、出版界にも周回遅れで「ビッグデータ・ブーム」がやってくるはずです。
たぶん、来年か、再来年あたり。

これまで貴重なデータを、どぶに捨て続けてきたのに、とたんに「データを活用しよう!」となる日が目に浮かびます。

その結果がどうなるかは、大前さんの言葉が指摘していることに、どれだけ早い段階から意識して取り組めているかが鍵だと思います。